特定技能外国人は求人募集の時点で給与以外に重視しているものとは何でしょうか?
同じ条件でも人材が集まる企業と集まらない企業では求人票で何が違うのでしょうか?
今日は特定技能人材からよく質問を頂く、給料以外の条件を3つご紹介致します。
①住居
給料以外に特定技能人材が大きく着目し、応募の分かれ道となるのが「住居」です。
製造業の特定技能人材の雇用では、受入企業が住居を準備するケースがほとんどです。
特定技能人材は募集の段階で住居について、必ず尋ねてきます。寮の詳しい情報を事前に提示しておかないと、内定後の辞退や入社後の早期退職に繋がりますので、ご注意ください。
以上が特定技能人材の着目する住居です。
特に寝室が相部屋はほとんど集まらないです。
集まったとしても同居人と生活リズムがずれていたりすると、人材がストレスに感じて、退職を考えてしまいます。
佐竹製作所がどのような住居を準備しているかを下記の記事にてご紹介しておりますので、ご参考ください。
【Q&A特集】事例紹介ー特定技能の「住居支援」に関して、私たちはこうやった!
②交通費の負担
住居の次に人材からよくある質問は、引っ越し時の交通費を会社が負担してくれるかどうかです。
加えて、彼らの荷物の輸送代を負担してくれるかどうかも募集に関わってきます。
荷物といっても、家具家電は持っていないので、大きなスーツケースが2~3個ぐらいがほとんどです。
交通費の金額は、人材任せにすると思わぬ高額な交通手段を利用する可能性があるため、企業側であらかじめルートを指定しておいた方が、余計なトラブルを回避することが出来ます。
給料条件にもよりますが、人材の交通費や荷物の輸送費は会社が負担している場合がほとんどです。
交通費は人材が経費申請する場合がほとんどです。
③航空券の負担(海外呼び寄せ)
コロナの入国制限も緩和されてきて、海外から人材の呼び寄せも増えてきました。特定技能人材の航空券は基本的には本人負担となっておりますが、国によっては二国間協定により、航空券の負担を企業に義務付けられている国もありますので、ご注意ください。
しかし、航空券の負担に関しても、②の交通費と同様に企業が負担している場合がほとんどです。
特定技能人材を受け入れる際に必要な費用及び負担を抑える方法をこちらの記事で詳しく解説していますので、気になる方はぜひご参考ください。
⇒特定技能外国人の受け入れ費用は?負担を抑える方法と注意点も解説
まとめ
特定技能外国人の採用は日本全国と海外から募集が出来ることが最大の強みです。それと同時に人材も日本全国の求人から選択することが可能です。同じ給料水準の求人票がある場合、住居やその他の負担の有無で応募が分かれてきます。特に優秀な人材ほど、手厚い待遇の条件に応募する傾向にあります。これらの待遇は雇用後の人材の定着率にも大きく関わってきます。
Factory labには特定技能が集まる求人票のノウハウがございますので、是非ご相談ください。